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| 第15回 「どうするのかな〜?」 |
| 2002.8.21 |
| 前回の点訳アラカルト(クイズ、どのド?)で、点字の楽譜では全音符と16分音符、2分音符と32分音符、4分音符と64分音符が同じであるという事に、お気付きいただけたと思います。たいていの場合、曲の拍子によって音符や休符の数で間違いはおこりませんが、次のような場合はどうでしょうか? |
| (1) |
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| (2) |
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どちらも 「ド レ ミ ファ ソ ファ ミ レ ド」で、点字の音符で表すと
と は、同じですので |
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となります。これでは(1)なのか、(2)なのかわかりません。
このような場合、点字楽譜では
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や
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| のような記号を、区別する音符や休符の前に記します。 |
| (ア)は、長い音符・休符(全音符・休符〜8分音符・休符) |
| (イ)は、短い音符・休符(16分音符・休符以下の短い音符) |
| を、それぞれ表します。 |
| では、(1) (2) の楽譜を点字で表してみましょう。 |
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| となります。 |
| このように、どんな楽譜でも点字で記す事ができるように、工夫されています。 |
| 次回も、お楽しみに・・・。 |
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