点訳アラカルト


第2回 パソコンでの入力方式1
2001.3.6


パソコンで点訳する為には、点訳用のソフトが必要です。点訳用のソフトには、いろいろありますが、「トニカ」で使用しているソフトを使って点訳する方法をご紹介します。

前回、ご紹介したように点字には裏(凹面)と表(凸面)があります。点字を記す時、手打ちでは凹面側から記す事になりますが、パソコンでは凹面側からでも、凸面側からでも記す事ができます。次の画像は入力画面です。画像を見ながらそれぞれの方式を、比較してみましょう。


ライトブレイラー方式画面
入力は右から左

ライトブレイラーキーボード
赤い点の右上から 1.2.3
左上から 4.5.6 の点


パーキンス方式画面
入力は左から右

パーキンスキーボード
赤い点の右から 6.5.4
左から 3.2.1 の点


このように「ライトブレイラー方式」と「パーキンス方式」とでは、いろいろな違いがあります。「トニカ」の会員には「ライトブレーラー方式」で点訳している人、「パーキンス方式」で点訳している人の両方がいます。

次回からは、少し楽譜点訳に触れてみましょう。(4月上旬の予定)

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