点訳アラカルト

第42回 横浜国立大学の研究
2006.10.16掲載

点訳アラカルト第27回(2004.2.16掲載)でもご紹介しておりますが、横浜国立大学環境情報研究院の後藤研究室と田村研究室の共同研究として「点字楽譜作成支援システムに関する研究」が進められております。この9月に田村教授がこれまでの研究成果を学会に発表されたところ、「FIT2006論文賞」を受賞されたとの大変嬉しいお知らせをいただきました。

まだまだ研究途上とのことですが、このシステムが完成することは視覚に障がいを持つ方の自由な音楽活動の助けになることは言うまでもありません。今後ともトニカとして、この研究にささやかなお手伝いを続けさせていただければと思っております。そして、この研究の更なる成果を期待するとともに、一日も早いシステムの完成を願っております。

この研究で開発された現段階での「点字楽譜作成支援システム」をお試しいただくことができます。お試しされる方はこちらからどうぞ。尚、英語版もあります。

※ FIT2006(第5回情報科学技術フォーラム)
電子情報通信学会情報システムソサイエティ、ヒューマンコミュニケーショングループ(ISS)、情報処理学会(IPSJ)の共同主催のフォーラム。今年は福岡大学にて開催。
※ FIT論文賞
「情報科学技術フォーラム(FIT)」において、査読付き論文の中から特に優秀と認められた論文に贈呈される賞。

次回もお楽しみに・・・。
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