第28回 単旋律の点字楽譜 (1) |
2004.4.3 |
点訳アラカルト第23回、第24回でピアノの点字楽譜をご紹介しましたので、点字楽譜について多少はご理解いただけたかと思います。ピアノなど鍵盤楽器では別々に書かれた右手と左手の旋律を同時に演奏しますが、フルートなどの管楽器やバイオリンなどの弦楽器では一つの楽器で同時に二つの旋律を演奏することはできません。ではそれらの楽譜はどのように点訳するのでしょうか。今回から2回にわたって単旋律の点字楽譜をご紹介します。 |

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4分の4拍子 |
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4音列 |
ソ
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ソ
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ソ
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5音列 |
ド
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ド
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ド
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スラー |
レ
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ド
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シ
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ラ
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4分休符 |
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4音列 |
ラ
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ラ
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ラ
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5音列 |
レ
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レ
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レ
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スラー |
ミ
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レ
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ド
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シ
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4分休符 |
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4音列 |
シ
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シ
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シ
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5音列 |
ミ
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ミ
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ミ
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スラー |
ファ
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ミ
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レ
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ド
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4分休符 |
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5音列 |
ファ
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スラー |
ソ
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ファ
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ミ
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レ
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4分休符 |
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ソ
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スラー |
ファ
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ミ
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レ
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ミ
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5音列 |
ファ
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スラー |
ミ
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レ
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ド
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レ
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ミ
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スラー |
レ
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ド
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シ
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ド
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レ
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ド
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4音列 |
シ
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ド
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シ
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ラ
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シ
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ラ
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ソ
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ラ
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ソ
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ファ
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ソ
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ファ
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4音列 |
ミ
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ソ
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ラ
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シ
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ド
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レ
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ド
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シ
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ド
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終止線 |
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上記のように単旋律の点字楽譜では、いきなり3マス目から書き始め、1小節書きひとマス空けて次の小節・・・、次行からはひとマス目から書き始め、1小節書きひとマス空けて次の小節・・・、基本的にはこれの繰り返しです。読み手はひたすら横に読んでいけばいいので、区切る必要はないと思われますが、暗譜するためには何小節か読んでは覚え、弾いて、また読んでと繰り返していくわけです。そこで、五線譜を数小節ごとに区切って点訳していきます。上記の例では五線譜を一段ごとに区切っています。区切るところは楽譜によって違いますが、練習番号があるものでは、そこで区切ることもあります。 |
次回は今回ご紹介した楽譜に弓記号などが加わった、バイオリン楽譜の点訳例を、ご紹介します。 |
次回もお楽しみに・・・。 |
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